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グリーンコンベンション知っていますか?

「グリーンコンベンション」は、環境に配慮し、
地域の文化や産業と結びついたコンベンションのこと。
私たちは北海道の「自然」「環境」「農・食」を大切にする、
そんなコンベンションの芽をみんなで育てていきたいのです。




グリーンコンベンションは、環境に配慮し、地域性に根ざしたコンベンションの運営を行おうと、NPO法人コンベンション札幌ネットワークが提唱するコンベンション運営の概念です。
観光・コンベンションは、北海道にとって大切な産業ですが、同時に地域の環境に負荷をかけるものでもあります。持続可能な地域のためには、環境に配慮するとともに地域経済に活力をもたらす観光・コンベンションのあり方が問われています。
たとえばグリーンコンベンションは、グリーン電力証書の交付を受けるなど、自然エネルギーを電力として利用したコンベンションをめざします。またコンベンションで利用する資源のリユース、リデュース、リサイクルを進め、ゼロエミッション(廃棄物ゼロ)を目指します。さらに北海道の地場の資源を活用し、地産地消によるコンベンション運営をめざします。
グリーンコンベンションは、北海道の緑の大地に根ざした、新しいコンベンションのあり方なのです。

NPO法人 コンベンション札幌ネットワーク会員企業が取り組む「グリーンコンベンション」
株式会社ウエス
「13種類にゴミを分別する、ライジングサン・ロック・フェスティバル in EZO」
今年7回目を迎えるライジング・サン・ロック・フェスティバル(2005年8月19〜20日開催)は、2日間で6万人を超える人たちが集まる北海道最大級のコンサートです。このエキサイティングな会場で、毎年環境ボランティアや地元青年会の協力を得て、徹底されて行われているのがゴミの分別とリサイクル。来場者、出店者、アーティスト、スタッフ、関係者らみんなが一緒に地球環境を考え、13種類にゴミを分別。回収されたペットボトルは、リサイクルに回り、生ゴミは地元の農家で堆肥化され、プラスチックは油化処理して再利用されています。昨年の会場で回収されたゴミの総量は54,640kgで、前年比14%減。コンサートも、ゴミの分別も、リサイクルもすべて参加型なのが、ライジングサン流です。
札幌グランドホテル
「生ゴミリサイクルシステムと独自の廃食用油の回収システム」
「分別すれば資源、混ぜればゴミ」を合い言葉に1980年代から生ゴミの減量化に取り組んできた札幌グランドホテル。現在、ホテルから出る年間300トンの生ゴミは、毎日夜間に一次乾燥され、石狩市にある飼料加工センターへと送られています。ここで発酵熟成させた有機肥飼料は、契約栽培農家の米、野菜づくりに使われ、生産された農産物は、ホテルのレストランで使われるシステム。すでに1999年から導入しています。さらに廃食用油は、独自に開発された「食用廃油混焼装置(特許取得)」によってホテルの熱源ボイラーの燃料に利用され、全体消費量の3%のエネルギーをまかなっています。地産地消と環境浄化への配慮をお客様へのサービスとして提供しています。
「北海道フォトコンベンション」で、グリーンコンベンションを実施!
NPO法人コンベンション札幌ネットワークでは、ゼロエミッションをめざして、共催している「北海道フォトコンベンション」(2004年12月、会場:札幌コンベンションセンター)で、リサイクル、リユース、グリーン電力の利用を積極的に推進しました。
「北海道フォトコンベンション」の環境配慮事項は次の通りです。
品名 パンフレット 名刺 看板 飲食 展示パネル グリーン電力
配慮対象 インキ・用紙・印刷方法など インキ・紙・ケースなど ウッドラック・発砲スチロールなど 電飾・サイン 容器(トレー・ぐい呑など) 備品 バイオマスによる電気調達
使用後の3R リサイクル リユース 産業廃棄物 リユース 産業廃棄物 リサイクル リユース -
エミッション度 100% 100% 0% 100% 0% 100% 100% 100%

NPO法人コンベンション札幌ネットワークでは、
北海道のコンベンションの統一コンセプトとして、
「グリーンコンベンション」を提案いたします。


NPO法人 コンベンション札幌ネットワーク  https://www.sapporo-convention.net/

*コンベンションとは、人が集まる会議や学会、大会、展示会、イベント等の総称です。


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